戸知 信代様

- 戦争で足を無くした父なのですが、戦前生まれの気骨ある精神で行動は常に前向き。安心して見守って頂けるスタッフの皆様がいてこそととても感謝しています。-

 父がこちらに入居したのは約5年ほど前になります。90歳を少し過ぎた頃でした。
当時、父は一人暮らしをしていましたので、私は自宅から父の家に通って面倒をみるという生活が4年半ほど続いていました。

 あるとき、父も私も同時に体調を崩してしまって、大変な状況になってしまったのです。大した日数ではありませんでしたが大事になってしまい、これは考え直さなければならないと思い、それで施設に入居させることを考え始めました。最初は父を説得しなければならなかったのですが、父自身も動けるようになると徐々に耳を傾けてくれるようになり、考え方を変えてくれるようになってきました。

 ロイヤルハウス石岡さんの前にも、他の施設で短期入所をしてみましたが、父はあまり良い感触ではありませんでした。他にも見学に行ってみましたが、なんとなく折り合いがつかなくて決めかねていました。ただ、こちらは私の自宅からも車で10分くらいと近く、見学に来てみると、1階のお部屋が、父の自宅の部屋と似ており、悪くない印象でしたので、あまり生活のスタイルを変えなくても良さそうだし、自然に馴染めるんじゃないかなと思って、まずは体験入所をしてみたのです。そうしたところ、スタッフの方の対応がとても親切でしたし、父も気分的に楽になっているように見受けられ、しばらくお世話になろうということになったのです。

 

 父は戦争で義足となり、晩年になると杖を使って歩くようになりました。そしてさらに年を重ねる毎に歩行が不安になるような状況でした。やはり転倒しやすくなってきておりましたし、実際に転倒することもしばしばあり、大きな怪我でもしたら大変ですのでとても心配でした。こちらでお世話になって、このような心配もほとんどなくなりました。何かあればすぐに対応してくださいますし、連絡もきちんとしてくれます。

 入居後は、割と馴染むのは早かったようです。入居者の方で、父よりも2つか3つ年上の方がおられ、その方と意気投合したみたいなんですね。100才に近いにも拘らず元気に介添え無しで歩いておられる姿を見て、自分もそうありたいと考えたようなんです。お手本になる先輩のお友達ができた事で、とても明るく前向きに行動するようになったのが私達家族にも見て取れました。
そんな父を見ているとここに来てとても良かったと思えますし、見守ってくださるスタッフの方々の優しさがあってこそだと思います。安心してお任せ出来ることが、父を施設に入居させたという重圧感からも解放してくれていると感じるんです。

 私は週に1~2回来ていますが、いつもだいたい穏やかですし、自分の生活パターンがあって、これが守られているうちは、なにも問題はないように見受けられます。外出するのも自由ですし、その時には必ず同行してくれます。食事は細かく切って食べやすいようにして頂いていますし、細かなところまで気を使って下さっているのがひしひしと感じられます。
 父がここを気に入っている理由の一つでもあるのですが、ここではお部屋での晩酌が許可されているんです。父の唯一の楽しみでもある毎日の晩酌ができ、しかもお部屋でくつろいで出来るんです。父は義足なので、晩酌は義足を外しくつろいだ姿勢でゆったりと楽しみたいと思っており、これが出来ることが、もしかしたら本人の中では1番の決め手だったのかもしれませんね。

 スタッフさんの数が多くて、皆さんがとても親切で優しい事、これは兄弟姉妹でも一致した意見ですが、この事が家族としてこちらを選んだ大きなポイントだったということです。そしてなによりも、本人が楽しんで暮らしている姿を見ていられる事は、家族にとってこの上もない安心感であり、この暮らしと環境を支えて下さっているスタッフの皆さんがいるからこそ出来る事と思います。スタッフの皆様も家族の一員であるように思えますね。