1. 有料老人ホーム ロイヤルハウス石岡top
  2. お便り集
  3. 詳細

お便り集

遂につかんだ安心と安全=妻の笑顔を取り戻せた入居後の生活=

本館ご入居者 寺内 清様

大学を繰り上げ卒業、そして徴兵

 我々の青春時代は大東亜戦争の真っ只中でしたので、何もかもが戦争によって大きく影響を受けました。
 大学は中央大学でしたが、戦争が激しくなったため、昭和18年に1年繰り上げて卒業させられました。
 すぐに陸軍に徴兵され、南方に送られました。輸送船でシンガポールまで行き、そこで上陸し、シンガポールから少し北に行った所に駐留して、マラッカ海峡の警備任務にあたりました。
 任務遂行中、敵と遭遇し、銃撃戦を行うことも度々ありました。

マラッカ海峡警備で貫通銃創

 ある時、軍用トラックに乗った敵と遭遇し、銃撃戦となりました。すると、突然背中に棒を突っ込まれたような感覚を覚えました。「やられた!」と思い、一瞬死を覚悟しました。そこで、何処をやられたか確認するため、腹の周りを触ってみたが何処かたも血が出ていない。しかし、しばらくすると、右肩から血がにじみ出てきました。敵の撃った弾は右肩から入り、肺を貫通して、左脇腹で止まっていたのです。
 すぐ、野戦病院に運ばれましたが、薬もほとんど無かったため、たいした治療も受けられません。脇腹から弾を取り出し、傷口を簡単に消毒しただけだったように思います。
 その後、熱が出て苦しみましたが、幸運なことに直撃弾でしたので、化膿することもなく直りました。しかし、今もその際受けた傷が体に残っています。
1945年8月の終戦後は、連合軍の捕虜となり、シンガポールの近くの無人島に収容されました。
 捕虜生活は、専らサツマイモ等の食糧作りに精を出しました。しかし、我々は幸運にも、昭和21年5月には日本に帰還できました。だから、自分が植えたサツマイモは確か、食べなかったように思います。

転勤で日本各地を回った検事時代

 日本に帰還後、検察庁に入庁しました。職務柄転勤が多く、日本の各地で勤務をしました。妻は、その中で特に、函館勤務が印象に残っているようです。
 函館は観光の街として有名ですが、そこは北海道ですので、吹く風の冷たさは関東の筑波おろしとは比較にならない厳しさがあります。真夏の7月・8月でも曇り空だと気温が上がらないため、ストーブを欠かすことが出来ません。
 更に津軽海峡を渡る横殴りの風に舞う雪や夏でも鉛色に淀んだ海の色は北海道の自然の厳しさを人々に強烈に印象付けます。しかし、厳しい自然環境でしたが、北海道ではイカやウニ、カニまたジャガイモなど、美味しいものを沢山食べました。
 そのため、妻も悪い印象を持っていないばかりか、どちらかというと良い生活が送れたという気持ちがあるんだと思います。

妻の介護に限界が・・・

 定年退官後、石岡市に住居を構え、家庭菜園や趣味の囲碁会に通うなどしていました。ところが、妻が10年前に患った脳梗塞と肝炎の影響が少しずつ表面に表れてきた、体調が崩れてきたのです。
 気分がすぐれず、一日中、床に伏せる事も多くなってきました。そうなると、男の自分では食事やお風呂等の世話が重荷になって来ました。
 時には近くにいる親類の者から「危ないことをしているよ」と言われることも出て来ました。
 そこで、「周りのみんなに迷惑をかけられない」と思い、親戚の者と相談しました。夫婦二人の生活状態が安全上、切迫していたので、速やかに入居出来る有料老人ホームを探す事となり、その対象に「ロイヤルハウス石岡」が挙がりました。

妻の健康が甦った入居後の生活

 夫婦の介護生活に余裕が無かったため、直ちにロイヤルハウス石岡本館にショートステイを申し込みました。
 ショートステイによって、妻の介護を行う職員の動作、ホームの雰囲気、夫婦二人が生活をする上での気がかりの有無などを確認しました。
 介護が必要な妻と二人でこれからの老後を安全にそして安心して生活できると確信できたことで、ロイヤルハウス石岡本館に入居することを決めました。
 入居後しばらく、妻はベットに横になっている日が続きましたが、少しずつ顔色も明るくなり、食欲も出てきました。
 しかし、浴室は自室にありますが、単独で入浴するのは危険なので、妻は介助浴を選び、私は大きな共同浴場で入浴することを選びました。
 また、私も体調を崩したことがありましたが、本館の隣に石岡第一病院があり、直ちに診断を受けることが出来ました。
病院が隣にあるということも大きな安心の一つです。
 入居してから、妻は精神状態が安定したためか、今では園内を歩き回るほどまで体力を回復しました。これを見て私も安心し、これまで控えていた囲碁の会に参加しようという気になり、今は週末には仲間と共に囲碁を大いに楽しんでいます。

2003/5/30 記

前のページへ 次のページへ
記事一覧へ戻る
  • ロイヤルからのお知らせ
  • ロイヤルの絆
  • ロイヤル歳時記
  • 新着情報

小 中 大